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中国へ返還のトキ13羽が出発

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1羽ずつ木箱に入れられたトキが、ヘリに積み込まれた=2007年20日午前5時30分ごろ 佐渡空港

 佐渡市新穂長畝の佐渡トキ保護センターで生まれ、飼育されていたトキ13羽が20日早朝、日中間の取り決めに基づき中国へ返還されるため、同センターを出発した。13羽は同日午前に成田空港から中国へ向かった。中国への返還は2003年4月以来。

 2000年に中国から寄贈された雌の「美美(メイメイ)」の奇数番目の子を中国に返すことになっており、02年に2羽、03年に3羽返還した。その後鳥インフルエンザの流行で中断していたが、19日に中国から2羽が寄贈されたのに併せて再開した。

 13羽は、03年からことし4月までに生まれた雄8羽と雌5羽。9月末、移送準備のためセンター内で隔離検疫をしていた。

 緩衝材を取り付けた移送用の木箱に1羽ずつ入れられたトキは同日午前5時半、佐渡空港でチャーターヘリに移され、中国政府代表団の王偉・国家林業局保護司副司長らとともに出発した。成田空港で貨物機に乗り換え、同日午後に中国の上海浦東空港に到着、河南省の施設に送られる。

 佐渡空港では、中国まで同乗する金子良則トキ専門員が「13羽の体調はいい。返せることにほっとしている。無事中国に送りたい」と話した。環境省の黒田大三郎大臣官房審議官は「13羽が中国に行っても育ってくれることを心から願っている」と話していた。

 これにより、同センターで飼育しているトキは95羽となった。