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河南省 燃料不足で悪夢の10月 

 9月以来、全国的なディーゼル油の品薄が続き、各地で実勢価格が上昇する中、河南省では発改委の価格統制を厳守したため割安となり、他省からの車が殺到して品薄に拍車をかける事態になったことが分かった。国家発展・改革委員会(発改委)は10月30日、11月1日からの石油製品値上げを指示した。

  関係者によると、河南省は国家発展・改革委員会(発改委)が定めた価格を業者に厳守させたため、周辺地域より1トン当たり約400元安くなり、他省の自動車が給油するケースが多かったことが品薄に拍車をかけたという。

  発改委の1日からの値上げ指示の対象は、ガソリン、ディーゼル油、ジェット燃料で、値上げ幅はそれぞれ1トン当たり500元。品薄の最大の原因は原油価格の高騰で原油加工業者業者に1トン当たり約1000元の損失が発生し、生産意欲が減退したため。値上げ発表後、「この程度の上げ幅で、慢性的な赤字状態は打開できない」と同委幹部が認めた。

  値上げ指示に先立ち、河南省では中国石化河南石油分公司は29日からディーゼル油の供給量を22%増やした。同省では、燃料不足で走行できないディーゼル車もあるとして、問題になっていた。

  全国工商聨合会石油業商会が10月29日に発表したリポートによると、深刻なディーゼル油不足が発生した地域は北京市、石家荘市(河北省)、日照市(山東省)、太原市(山西省)、南京市(江蘇省)、杭州市(浙江省)、南昌市(江西省)、長沙市(河南省)、雲南省、西安市(陜西省)。(編集担当・如月隼人)