河南省鄭州
河南省鄭州市 老人転倒死で運転手賠償金6万元
河南省鄭州で昨年の3月、あるタクシーが一人の65歳のお年寄りの脇を通過した際、このお年寄りは転倒、併せて脳震盪と心臓発作を起こし死亡した。その後7月、このお年寄りの家族はそのタクシーの運転手の毛氏とそのタクシー会社を「お年寄りが転倒したのを見たが助けずその場を離れた」かどで訴え、23万元以上の損害賠償を要求した。
毛氏としては、「ちょうどある病院の入り口脇を5,6m過ぎたあたりで誰かが『お年寄りが転んだ』という声が聞こえたので車を止めて見に行ったところ、一人のお年寄りが地面に倒れていた。しかし自分は彼とぶつかっていないし、信号無視も反対走行もしていなかったので再び車に戻ってその場を立ち去った」そうだ。
2007年12月20日、毛氏は河南省鄭州民亊判決書を受け取ったが、それによると「毛氏が運転する車が脇を走行したことはこのお年寄りが転倒したことの誘引の一つであり、一定の民事責任がある」として6万元(約95万円)の損害賠償を支払うよう命じられていた。毛氏はこの判決が不服として上訴している。
少し前には、警笛を鳴らされたお年寄りがびっくりして転んで骨折し、運転手が損害賠償支払いを要求されたことが新聞に載せられていた。それは多少わからないでもないが、素人からすると上記の例はちょっと毛氏がかわいそうかなという気がしなくもない。が、この判決は恐らく目撃者の話等から情況が正しく判断された結果なのであろう。毛氏うんぬんはともかく、中国の道路交通事情はまだ車優先的な所が多分にあるのでその辺りは徐々に改善されても良いかとは思うが。
※本当に中国の交通事情は車優先ですね!我々日本人が信号のない中国の車道を横断する時は命がけの思いになります。