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河南省鄭州

大祖先「炎帝黄帝」の祭り 河南省

 中国新聞社電によると、「炎黄文化週」の開幕式が9日、河南省鄭州で開催された。

  「炎黄」とは炎帝と黄帝を指す。炎帝は中国の神話時代の帝王「三皇五帝」のうち、「三皇」最後の神農氏を指すとも、神農氏族の最後の帝王ともされている。神農氏は100種もの草をなめて効能を確かめ人々に教えるなど、農業と医術を確立した人物とされる。

  黄帝は「三皇」の次に天下を治めた「五帝」のうち最初の人物で、最初は炎帝と協力関係にあったが、人望が集まったため、炎帝に代わって帝王になったという。

  炎帝と黄帝については、さまざまな伝説があるが、現在の漢族の「偉大なる祖先」と考えられている点では同じだ。

  中国では改革開放初期の80年代、経済などで「外の世界」に大きく差をつけられている実情を人々が知るようになり、一部では「対外劣等感」などの現象も発生したが、90年代からの経済発展、2007年の五輪開催などで「民族的プライド」が復活。そのため炎帝・黄帝や孔子など、「過去の偉人」を見直す行事なども増えている。

  写真は「炎黄文化週」開幕式のアトラクション。西遊記の「孫悟空」や「猪八戒」も、彼らが炎帝・黄帝の子孫であるかどうかは、定かでない。