河南省鄭州
河南省鄭州市 「理性愛国」教育を強化
28日中国新聞社電によると、河南省鄭州市の鄭州工業航空管理学院の共産党委員会はこのほど、学生らの愛国心を理性あるものに導くことを申し合わせた。チベット独立分子の祖国分裂活動、五輪大会破壊の陰謀、国外の反中国勢力の台頭などのため、学生間で愛国運動が盛り上がっているが、冷静で理知的、合法的で秩序ある愛国心の表現を求め、教師との意思疎通を強化するという。
25日には新華社がウェブサイトに「理性愛国(理性的な愛国)」の見出しの特集ページを開設するなど、このところ中国では、当局やメディアが学生の「愛国運動」に歯止めをかけようとする動きが目立つ。
中国では2005年に反日デモが各地で発生し、日系商店や料理店、上海の日本総領事館が襲撃された時にも、メディアでは「理性愛国」を求める論調が強まった。
2005年に発生した反日デモでは、最初は共産党・政府が黙認または公認した「愛国運動」が、次第に当局の思惑を超えて過激化したとの見方がある。
ただし今回は、対象が米有線テレビ局のCNNや仏スーパー・チェーンのカルフールなどが、学生らの反発の主な対象になっている。