河南省社会問題
中国河南省 エイズ実態「しゃべらせるな!」
北京で12日から3日間の日程で始まったヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染関係の会議で講演する予定の女性感染者が軟禁されたことが明らかになった。この女性は売血や輸血による感染が深刻な河南省のエイズ問題の実情を調査するなど、人権活動家としても知られているが、産経新聞に対し電話で、現地の当局者に軟禁されており、出席がほぼ困難な状態であると述べた。当局は、感染者への差別や暴力行為などの実態が暴露されることを懸念したとみられる。
女性は自らも輸血で感染した河南省商丘市の李喜閣氏(39)。会議は、国連女性開発基金や中華全国婦女連合会などが共同で各地の関係者を対象に教育・訓練目的で開いたもので、主催者側が李氏を講演目的で招請。李氏は「感染者への差別、蔑視をなくす」というタイトルで13日午前に講演する予定だった。原稿も完成しており、「13日朝に何とかして出発できれば」と李氏は希望も残している。
中国政府は、先月30日に温家宝首相が河南省の「エイズ村」を視察するなどエイズ対策を重視しているが、今年8月に河南省と広州で開く予定だったエイズに関する国際会議が「特殊な原因で中止」(関係者)となっている。地方の当局が感染者や支援組織が結束することなどを懸念したために中止になったとみられている。
李氏は1995年6月、病院で帝王切開により長女を出産した。その際の輸血で感染したと知ったのは、長女が9歳の時だ。長女が体の不調を訴え、検査により母子で感染したことが判明。検査結果が出た2日後、長女は死亡。現在、小学1年生(6)となった二女も感染している。
河南省:11月、精製油価格、持続上昇
2007年11月に、国際・国内オイル価格の上昇と、生産コストの増加及び市場需要量増加が牽引するかたちとなって、河南省の精製油価格は持続的に上昇している。
全省における各種類の精製油平均価格は1トンあたり6390元となり、10月の価格より8.42%上昇した模様。
種類別に見ると、0号ディーゼル・オイルは8.23%上昇し、10号ディーゼル・オイルは10.91%上昇したとのこと。
また、90号アルコール、93号ガソリンと97号ガソリンの価格は、それぞれ8.31%、7.32%、8.36%の上昇となった。
90号無鉛ガソリンと93号無鉛ガソリンでは、それぞれ5.7%、6.87%の値上げとなった模様。
中国で「石油大乱」の兆し 原油相場高騰
河南省信陽市では同日、高速道路のガソリンスタンドで割り込みをしたトラック運転手がほかの運転手に集団暴行を受け、死亡した。また、上海市では平常通り営業するスタンドが半分にも満たず、広州市ではスタンドの80%でガソリン供給ができない状況に陥っている。広州のスタンド経営者は「石油輸送車が長いこと来ていない。給油を受けようとするトラックを1週間にわたり断り続けている」と話した。
上海市と浙江省杭州市を結ぶ滬杭高速道路では、給油を待つトラックが長蛇の列を作り、深刻な交通渋滞が起きている。1回の給油で1時間待ちは普通だという。
事態が深刻なのは、ガソリンよりも大型車の燃料である軽油だ。トラック会社関係者は「ガソリンスタンドは軽油を100元(約1530円)分しか売ってくれないため、6カ所を回ってタンクを満たした」と話した。
今回の事態は、中国政府が物価高騰を抑えるため、年初来石油価格の値上げを見合わせてきたことが原因だ。中国の物価は1-9月に4.1%上昇したが、ガソリン価格は1リットル5.5元(約84円)、軽油価格は同5元(約77円)前後に据え置かれてきた。これに対し、輸入原油価格は同4.4元(約67円)まで上昇し、加工、輸送費用を考えると、ほぼ原価水準に等しく、利益が出ない状況となっている。
さらに、値上げが避けられないと見込んだ中間業者が買い占めに走った上、石油大手各社がガソリンより利ざやが小さい軽油の供給を削減したことで、中国では「石油大乱」が拡大する兆しを見せている。
一方、インドでも1日、デオラ石油天然ガス相とチダムバラム財務相が緊急協議を行い、原油高への対応策を話し合った。2日付ヘラルド・トリビューンは、インド政府が近く石油価格の値上げに踏み切るとの観測を伝えた。イランも今夏ガソリン価格を25%引き上げ、配給制を導入し、首都テヘランなどで暴動が発生した。ミャンマーでも8月に石油価格が値上げされたことが大規模民主化デモの引き金になった。
河南省「けんかしたいなら、コスト計算を」

河南省許昌公安局桂村派出所はこのほど、レストランなど管内の目立つ場所に、けんかの「コスト」を掲示した。
掲示によると、けんかをするなら「5日以上10日以下の拘留」や「200元以上500元以下の罰金」を覚悟せねばならない。警察当局は、「コスト計算」をしてもらうことで、暴力事件を抑制する意向だ。
河南省:消費者物価7%伸びる
国家統計局河南省調査総隊によると、同省の2007年9月における消費者物価指数(CPI)の伸び率は7%だった。
8月の7.6%よりも減速したが、物価は引き続き上昇傾向が顕著だ。
一方、これまで物価高騰の主な原因だった豚肉の価格は5.6%下がった。12日付で大河網が伝えた。
●河南省農村部の平均的農民たち(家族4人)の年間生活費は、昨年までは1万元だったと聞いていますが、今後はどうなっていくのでしょうね!
新華社河南 売春婦のコンドーム使用率は4割
国務院エイズ対策作業委員会弁公室主任補佐の韓孟傑氏は7日、鄭州で、「中国のエイズ感染者数は増加を続けている」と述べた。特に新疆、雲南、四川等一部の地域では、麻薬常用者における感染率が、50%を超えているという。
最新のデータによると、2007年1~6月、全国のHIV感染者数は1万8543人、このうち発症者数は4314人、死者は2039人に及んだ。また07年末時点でのHIV感染者数は累計21万4300人、このうち、発症者数は5万6758人、死者は1万8246人に及んでいる。
また、麻薬常用者におけるHIV感染率は1996年の1.95%から、06年には7.5%に拡大。06年の報告では、全ての感染原因に占める「麻薬注射」「性行為」の割合はそれぞれ、42%、32.7%だった。
調査データによると現在、麻薬常習者の50.8%が注射針を使用しており、そのうち11%においてHIV感染が危惧される行為がみられるという。また売春婦に対する調査では、「常に避妊具を使用している」のは全体の38.7%にとどまっている。
韓孟傑氏は、「性的接触による感染の例が増えており、警戒を強める必要がある」と指摘している。
河南省 ウップン晴らし室で校長ボコボコ

河南省鄭州市の第39中学はこのほど、ストレスいっぱいの若手教師向けに「ウップン晴らし部屋」を設けた。校長の似顔を描いたサンドバッグを備え付け「ご自由に殴ってください」とのこと。
よく見ると、サンドバッグの校長の手にはピストル。どう見ても、ギャングの親分だ。現在のところ、この部屋の一番の愛用者は体育教師で「汗を流して気分爽快」とのこと。
ただし、「校長を殴れば痛快ですね」との質問には、「い、いいえ……。校長が憎いわけではなく、サンドバッグを思いっきり殴れば、心に溜まったものが消え去りますから」と弁解。今のところ、この体育教師以外に部屋の常連は見当たらないという。
鄭州市教育科学研究所によると、市内の中学教師426人の精神状態を調査したところ、54%に異常がみられたという。うち35%は軽度だったが、2%は精神疾患と判断された。また、約70%の教師が精神的疲労、38%が焦燥感や不眠、36%が感情のコントロール困難を訴えた。
同市教育局の幹部は、「教らは父母の要望や教育制度の改革などで精神的に大きな圧力を受ける一方で、授業を受ける生徒はリラックスさせようと努力する」と、教師の置かれた矛盾した立場を指摘し、「彼らの精神面の健康に関心を持つべきだ」と述べた。(編集担当:如月隼人)
●教師のストレスは所変われど変わらないものですね。
河南省 泥棒追い詰められ溺死に議論勃発

自転車泥棒を追い詰め、溺死するのを黙殺したとして、自転車を盗まれた側が故意殺人罪で起訴された事件で、中国ブログ界は揺れている。以下はその話題のブログより。
今年の5月25日、浙江省の湖州で自転車を盗んだ窃盗犯が持ち主ら3人に捕まり、袋叩きにされた。窃盗犯は逃げ場がなく、川に飛び込み、流れに巻き込まれる。しかし3人は同情するわけでもなく、助けようとするわけでもなく、その窃盗犯が川の中に沈むのを見届け、ようやくそこから離れた。目下この3人は現地の検察当局に故意殺人罪で起訴されている。(9月25日『浙江日報』)
人々の利益に深刻な損害を与える窃盗行為は無論悪いことだ。たとえどのような事情があろうとも、ほとんど同情に値しない。このため、この窃盗犯の死の話題は、ネット上で議論を引き起こし、検察当局の故意殺人罪の起訴には同意しないという意見が大勢を占めた。しかしこれでは窃盗犯があまりにも悲惨である。自転車一台を盗んだだけで、あっさりと命を断たれるのである。
法律以外で一つの命を裁く権利は誰にもない。しかし彼ら3人は窃盗犯が川で溺れるのを見届けてから立ち去った。このような行為は謀殺である。もしも窃盗犯が、彼ら3人が見ている中、無事に安全な所に泳ぎ着いたとしても、彼らは再び、窃盗犯を水の中に押し込んだだろう。彼ら3人が検察に故意殺人罪で起訴されたのは、十分に根拠がある。
昨年、河南省鄭州で一件の殺人事件が発生し、その中である男が人を殺して自分も自殺しようとして、病院に運び込まれた。当時、その殺人犯を救うか否かで激しい論争となった。そして最終的には救うことになった。罪は罪で法律により処理するためである。この案件から、溺れている窃盗犯を救うべきだったかどうか、答えは言うまでもない。
河南省のエイズ孤児、重い口を開く
中国河南省で、政府の売血プログラムに協力した多くの貧しい住民がHIV感染をしたというスキャンダルが2001年に明るみにでて以来、中国政府は、ゆっくりではあるが、表面化しつつあるエイズ危機に対して、従来の独善的かつ時には攻撃的であった姿勢を改めつつある。
2003年12月、中国政府が国内におけるHIV感染に関して問題を公表した際、保健問題の専門家たちはエイズ問題に対する中国政府の方針転換に拍手喝采を送った。中国の指導者層はHIV/AIDSをもはや外国の問題とは見なしていないし、国内で深刻化しつつある現状を隠そうとはしていない。温家宝総理が昨年「エイズは国家を破壊しかねない」と警告したように、今や中国政府はエイズ問題と正面から取り組む覚悟をしている。
その中国において河南省の数千にのぼるエイズ孤児の状況ほど、エイズ問題の深刻な未来を示唆しているものはないだろう。中国において、彼らは2重のハンディを負っている:孤児であることと、エイズで死亡した人々の元に生まれたことである。彼らは両親不在の中、親の愛情や世話、教育を受けることなく生きていかなければならない。
生活のために売血して(エイズ感染し死亡した)両親に残された孤児の話は、かつては隠蔽・検閲の対象とされたが、今日では徐々に知れ渡るようになり、地元官僚はスキャンダルの発覚に言葉を失っている。話の一部は河南省のソーシャルワーカーが集めたものが伝えられた。また一部は、2003年に中国における対エイズ活動が評価されてマグサイサイ賞を受賞したガオ・ヤオジェ博士が近く出版予定の河南省のエイズ感染を取り扱った本に掲載される予定である。
「私はシンカイ郡ドンフー村生まれのウェンです」。近親者の死亡日を克明に綴った日記の主である17歳の少女は記している。「2000年8月。私の両親は売血したことが原因でエイズを発症。私の家族は貧しく、両親は医者に診てもらうためのお金が必要でした。私は当時中学2年生だったけど、両親の看護と家事をするために学校を辞めなければなりませんでした」
「2000年12月、母他界…」
「2001年8月19日、父他界。家には11歳の弟と私が後に残されました。両親が残してくれたものは約500グラムの小麦粉、僅かな現金、雄牛1頭と豚1匹だけです。でもそれらは叔父さんが持ち去ってしまいました。弟と私はお腹を空かして、3つのがらんとした部屋を見つめるしかありませんでした。私は時々、両親が私たち兄弟のために食事を作ってくれる夢を見たのを覚えています。でも目を覚ますと、目の前にあるのは空っぽの粘土屋根と風と雨の音だけでした」
ウェンの両親は、他の多くの農民と同様、1990年代に政府の採血所で売血をしたことが原因で感染した。多数の提供者が同じ採血装置に繋がれたことから、感染者ウィルスが装置を介して多くの提供者の体内に広がっていった。
当時財政難に悩む河南省の役人たちは、医療費を捻出する手段として血液の売買に飛びついた。そして一旦血液ビジネスに手を染めると、血液の売買が禁止された後も、豊富な収入源を手放そうとはしなかった。
エイズ感染で大きな被害を蒙った河南省で15年に亘って活動してきたガオ氏の推計によると、河南省の58郡において平均2万人が売血をしていた。この推計に基づけば、河南省だけで100万人の農民が社会的にタブーとされている売血により感染したことになる。ソーシャルワーカーの証言によると、河南省のある郡では、必要な治療費が捻出できず村全体の大人が死の床にあった。
「皆、大変苦しみながらも、次から次に亡くなっていく」と3年前からエイズが蔓延した河南省の村を訪問しているソーシャルワーカーのチュン・トーは言う。「エイズ感染者がより人間らしく尊厳を持って死ぬのを手助けするのには、あまりにも時間がなさすぎる。しかし(残された)孤児たちに出来ることは沢山ある」と、チュンはIPSに語った。
香港に拠点を持つチュン・トーのNGO「チー・ヘン財団」は、現地当局の警戒をかわして現地でエイズ孤児の就学支援を開始することができた数少ない団体である。「郡によっては支援を拒否されたところもあります」と、チュン・トーは振り返る。「しかし、どこにいっても私たちの活動は『火消し作業』に過ぎないという点を強調することにしています」「私たちは放火犯(エイズ蔓延の責任者)を探そうとしているのではなく、火を消そうとしているのです」
3年前、チー・ヘン財団は400人の孤児の教育費を支援するプログラムを開始した。今日、支援対象者は2000人に増加し、最も若年者で5~6歳、最年長者で大学進学の準備をしている。
ハーバード大学を卒業して香港で金融業を営んでいたチュン・トーは、自らの貯蓄を使ってこのプログラムを始めた。中国での義務教育は9年、子供たちが学校に留まるために必要なものは、教科書代と様々な雑費である。一学期に必要な学費は僅か300元(36米ドル)だが、その金額は、日々の糧でさえ親戚に依存せざるをえない孤児たちにとっては、手の届かない額である。
さらに河南省は中国でも最も貧しい地域であり、大躍進(※1958年に毛沢東が発動した急進的増産運動、2000万人以上の餓死者が出たといわれる=IPSJapan)に続いた数年に亘る飢饉で、100万人の農民がこの静かな僻地で餓死した。今日においてさえ、農民の多くは土壁の家に住み、年に約300米ドル程度の収入での生活を余儀なくされている。
「子供たちが義務教育の9年間を通して学校に通えるように支援するためには3000元(362米ドル)が必要です」とチュン・トーは言う。
彼は当初、なんとか元同僚や米国の慈善団体から資金を集めたが、今日では財政難のため、途中で孤児達への支援を諦めなければならないかもしれない事態を恐れている。「私の夢は、孤児達1人ひとりのためにトラストファンドを設立することです。でも今は、一学期ごとに、資金集めに奔走しているのが現実です」と打ち明ける。
ガオによる河南省のHIV/AIDS患者数から推計して、同省全体でのエイズ孤児数は100万人近いと思われる。公式統計では、河南省でHIV/AIDS患者と確認されたものは僅か3万5000人であるが、そのうち900人は既に死亡している。一般に保守的と考えられている同公式統計を当てはめたとしても、エイズ災禍の影響を受けた子供の数は4万人から8万人にのぼる。
幸い残された孤児達で自身がHIV感染しているものは大変少ない。しかし感染した子供は、学校をドロップアウトしていった。また、多くがいじめの対象にされ、中には自殺したものも数十人にのぼる。
常日頃から「子供は国家の輝かしい未来」と子供重視の姿勢を表明してきた中国共産党政府にとって、エイズ惨禍に見舞われた子供達の話は、内政の不安材料となっている。政府は、このエイズの流行を放置しておけば遠隔地における大規模な抗議行動へと発展する引き金になりかねず、将来的には深刻な社会問題を引起しかねない、と次第に警戒感を抱くようになった。
昨年、政府は河南省において、エイズ孤児となった子供達を対象に寄宿舎学校を建設し、無料で教育を提供する大規模な施策を実施した。その結果、河南省全体で「太陽の家」と名づけられた学校が22校建設された。しかし、その多くが子供達不在のままとなっている。
「子供たちは、その施設では孤立しているように感じるのです」とチュン・トーは言う。「なぜなら河南省の者なら誰でも『太陽の家』に住むこと=その子供の両親はエイズで失くなった、ということを知っているからです」
河南省、街頭の自転車販売を検査

中国河南省当局はこのほど、街頭での自転車販売の検査を実施した。盗難車販売や無許可営業、正当な権利のない土地使用の取り締まり、自転車市場における秩序を向上させることが狙いという。
中国では自転車の盗難が問題になっており、商務部によると河南省許昌市では8月、盗難車の転売阻止のため警察、市商務局、工商局などが共同で、中古自転車の販売市場が設立されたという。
- 新華社河南 売春婦のコンドーム使用率は4割 (07/10/07)
- 河南省 ウップン晴らし室で校長ボコボコ (07/10/07)
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- 河南省のエイズ孤児、重い口を開く (07/09/26)
- 河南省、街頭の自転車販売を検査 (07/09/19)